法人向けはBYOD使用も視野に入れたスタイリッシュ路線

法人向けは、オールインワンPC「HP EliteOne 1000 G1 AiO」とコンバーチブルPC「HP EliteBook x360 1020 G2」、デタッチャブル型ワークステーション「HP ZBook x2 G4 Detachable Workstation」を発表した。

HP EliteOne 1000 G1 AiO

HP EliteOne 1000 G1 AiOは27型4Kディスプレイ搭載モデルと34型カーブディスプレイ搭載モデルの2モデル構成。27型は12月下旬発売、HP Directplus価格で税別249,000円から。34型は2018年1月下旬発売、HP Directplus価格で税別298,000円から。

いずれもCPUは第8世代のIntel Core i7-7700プロセッサ(3.60GHz)、メモリ16GB(最大32GB)、ストレージはSSD 512GB。ディスプレイ上部には、押すだけの操作で出し入れできる200万画素のWebカメラを搭載。ディスプレイの台座部が本体となり、手を伸ばしやすい前面に音声通話の起動やミュート、音量調整などが操作可能なタッチキーを用意する。

HP EliteOne 1000 G1 AiO 27型4Kディスプレイ搭載モデル

34型カーブディスプレイ搭載モデル

本体前面には、音声会議などで利用頻度の高そうな機能をワンタッチで操作できるボタンが備わっている

HP EliteBook x360 1020 G2

12.5型コンバーチブルのHP EliteBook x360 1020 G2は、特にモデル別は用意されず、ハードウェアや搭載OSなどの構成の違いにより価格が変わる。11月17日発売で、HP Directplus価格で税別185,000円からとなる。

HP EliteBook x360 1020 G2

本体左側面。ヘッドホン出力/マイク入力コンボポート、セキュリティロックケーブル用スロット、電源ボタンを配置する

本体右側面。HDMI、USB 3.1 Type-C(Thunderbolt、USB Power Delivery対応)×2など拡張性を持たせている。キーボード下部右端にはWindows Hello対応の指紋センサーを備える

HP ZBook x2 G4 Detachable Workstation

HP ZBook x2 G4 Detachable Workstationは、CPU、メモリ、ストレージ容量の違いでフォトグラファーモデル、デジアルアーティストモデル、プロデジタルアーティストモデルの3つに分かれる。他は共通だ。2018年1月中旬から順次発売、HP Directplus価格で税別368,000円から。

14型の液晶画面を備えた本体とキーボードが分離するデタッチャブル式で、本体とキーボードが無線で繋がるため、分離したままでのキー操作が可能だ。例えば右手でデジタイザーペンを持って本体の画面に絵を描き、キーボードは本体の横に置いて左手でメニューを操作するといった使い方ができる。

HP ZBook x2 G4 Detachable Workstation

本体にはキックスタンドが備わり、自由に角度を変えられる

4096レベルの筆圧感知に対応するデジタイザーペンが付属

このほか、発表会では実機が展示されなかったが、LTEモジュールを内蔵した法人向け高コストパフォーマンスの13.3型モバイルPC「HP ProBook 430 G5 Notebook PC」もリリースしている。12月下旬発売で、HP Directplus価格で税別150,000円からとなる。

HP ProBook 430 G5 Notebook PC