凸版印刷と、ソフトウェアの企画、開発、販売を手がけるAuthleteは11月14日、FinTechやIoTの基盤技術であるAPIのセキュリティに必要な認可技術を活用したプラットフォームビジネスで、2017年10月24日に資本業務提携を締結したことを発表した。

今回の提携により凸版印刷は、APIを通じて、Webサービスの連携時にデータやサービスに対する第三者からのアクセスをユーザの同意に基づき認可するための仕様「OAuth2.0」や、Webサイトやモバイルアプリを利用する際にユーザの同意のもとでID情報を流通させるための標準仕様「OpenID Connect」に準拠した認可サービスを提供する「Authlete(オースリート)」を活用したAPIエコノミー向けサービスを、2017年12月下旬から金融機関向けに提供を開始する。

「Authlete」を用いたAPIエコノミー向けサービスの提供イメージ

また、将来的には同意を得た個人情報を活用したい企業に提供する「情報銀行」の仕組みにも活用していく予定だとしている。