ソフトバンクグループは11月14日、米ウーバー・テクノロジーズ(以下、ウーバー)への出資に関してコメントを発表した。

ソフトバンクグループ 代表取締役会長兼社長の孫正義氏 (11月6日の2018年度3月期第2四半期決算説明会で撮影)

ソフトバンクはウーバーへの出資について、「今後のプロセスについては基本的な合意をしています」としながらも、「現時点では最終的な合意はしていません」とした。

また、「取得株式価格と取得株式数がソフトバンクグループ側の満足にいくものにならなければ、出資はなされない可能性があります」としており、出資の取りやめも視野に入れ、交渉を継続していることを示した。

ウーバーは、配車アプリ「Uber」や、フード配達サービス「UberEATS」などの運営会社。ソフトバンクからウーバーへの出資については、米Bloombergが最大100億ドル規模の交渉が成立予定であると報じていた。