ネットワンパートナーズは11月10日、Genetecとディストリビュータ契約を締結し、大規模・高機能な監視カメラシステムを実現する監視カメラ映像管理ソフトウェア「Security Center」を、パートナー企業経由で同日より販売開始すると発表した。

「Security Center」操作画面

「Security Center」は、効率的に多拠点を監視可能な大規模監視カメラシステムを実現する映像管理ソフトで、仮想環境に対応していることからシステム拡張が容易。仮想環境の冗長機能を活用することで、耐障害性を大幅に向上しているほか、従来各拠点に必要だったサーバ・専用レコーダー・映像保存用ストレージをデータセンター側の仮想基盤に集約することで、投資コストと運用コストを削減する。

また、幅広いメーカーのカメラに対応しているほか、接続するカメラの台数には制限がなく、数万台レベルの実績もあるという。

複数拠点のライブ映像や録画映像などを単一画面に表示する日本語のユーザインタフェースで、マウスで直感的な操作が可能なほか、基本的な機能に加えて、「ビジュアルトラッキング機能」による監視対象の移動にあわせたカメラの切り替えや、「マップマネージャー機能」で、管理画面の地図上にプロットしたカメラアイコンにマウスを近づけるだけでライブ映像が表示されるなどの監視環境を提供する。他社の映像分析エンジンもプラグインやSDK経由での利用も可能だ。