東京エレクトロン デバイス(TED)は、米ZingBoxのIoTデバイスセキュリティ対策ソリューション「IoT Guardian」を11月8日から提供を開始すると発表した。

「ZingBox IoT Guardian」は、ネットワーク上のIoTデバイスを独自の機械学習アルゴリズムによって可視化、識別、リスク検知、保護するクラウドベースのIoTセキュリティソリューション。IoTデバイスへエージェントなどをインストールすることなくIoTデバイスの検出、認識、分類、特定を自動で行うという。

各デバイスの正常時の通信パターンを機械学習によって把握することで、不審な振る舞いや通信、脅威などの異常を検知し、リスク分析やアラート通知を行う。不正通信の相手先を判断できることから各種のファイアウォール、SIEMとの連携によりIoTデバイスへのアクセス制御も可能だという。

ZingBox 「IoT Guardian」 概要

価格は、100デバイスで372,000円~(年間サブスクリプション、ヘルプデスクサービス込み)。

TEDでは、産業・機械分野、ヘルスケア分野、エネルギー分野、交通・公共インフラ分野、住宅・設備分野などを対象に展開していくという。