サイバーエージェントのアドテクノロジー商品の開発を行うアドテクスタジオは11月1日、オンライン・オフラインのデータを統合・セグメント化し、効果測定まで含めた広告配信のデータ活用をサポートするプラットフォーム「CA DATABANK」の提供開始を発表した。

プラットフォームのイメージ

同社によると、各企業がそれぞれ保有・蓄積することのできるデータには限界があり、断片的になっていることが現状で、そのため外部データを含めて広汎的な活用を目指すには、各データの特性の理解や制限への対応など、課題が多く存在しているという。

この課題に対して、「CA DATABANK」は、企業が統合的にデータの広告活用を行うことをサポートするほか、企業の活用ニーズに合わせてデータのリクルーティングから、蓄積したデータ同士を掛け合わせたオリジナルターゲティングの提案、広告へのROI(投資対効果)測定のためのデータ活用までを一貫してサポートする。

今後「CA DATABANK」では、人工知能組織の開発・研究組織である「AI Lab」との連携を通じて、蓄積したデータから他のデータを予測する「類推拡張機能」の開発・提供を予定している。