俳優の中井貴一が、フジテレビとJ:COMの共同制作連続ドラマ『記憶』に主演することが31日、明らかになった。CS・フジテレビNEXTと、J:COMプラミアチャンネルで、来年3月から全12話が同時放送される。

中井貴一

このドラマは、"復しゅう三部作"と言われる韓国ドラマの監督と脚本家が、再びタッグを組んだことで話題となった感動作を、日本版にリメイクするもの。

若年性アルツハイマー病を宣告された敏腕弁護士(中井)が、徐々に記憶を失くしていく中、残りの人生をかけて過去の事件を暴き、家族と向き合っていこうとする姿を描く人間ドラマだ。

中井は「韓流ドラマのリメイクですが日本流の新しいドラマを作るつもりで取り組みたいと思います。骨太な大人のドラマなので、自分たちの世代にも楽しんでいただけたらと思っています」と意気込みを語った。

『HERO』『5→9~私に恋したお坊さん~』などを手掛けた平野眞氏がチーフ監督を務め、オリジナル版のパク・チャンホンが総監督として日本で初めてメガホンを取る。

4K映像でも撮影し、J:COM動画配信サービス「J:COMオンデマンド」で4K版を独占配信。また、あす11月1日から、CS・フジテレビTWOでは、オリジナル版韓国ドラマ『記憶~愛する人へ~』を日本語字幕版で放送する。