エアバスは10月25日、中国・天津に置かれたエアバスの最終組立工場「エアバス・ファイナル・アセンブリー・ライン・アジア(FALA)」で組み立てられた初のA320neoを、エアアジアに引き渡した。

天津で最終組立を行った最初のA320neoがエアアジアに

このA320neoはCFM社製LEAP-1Aエンジンを搭載し、186座席を装備している。エアアジアはA320ファミリー最大のカスタマーで404機のA320neoファミリーを含め、合計で578機のA320ファミリーを発注している。

天津のFALAは2008年に建設し、仏・トゥールーズと独・ハンブルグに次ぐ、世界中のエアバスの最終組立工場として運用している。欧州以外のエアバス最終組立ラインとして現在、約340機の航空機が組み立てられ、天津から引き渡されている。

右がエアアジア最高経営責任者(CEO)のアイリーン・オマル氏、左がエアバス・チャイナ民間航空機部門社長のエリック・チャン氏