ブロードバンドタワー子会社のIoTスクエアと、ノンボトル・ウォーターサーバー「CoolQoo(クールクー)」のレンタルビジネスを展開しているキスリーは10月25日、次世代ウォーターサーバーサービスにおいて、提携、協業を開始すると発表した。

CoolQooは水道水直結型のウォーターサーバー。ウォーターボトルを取り付けるのではなく、水道から送られてきた水がサーバーに取り込まれ、内部に設置されたろ過器を通って給水されるという仕組みだ。

CoolQooのHPより

今回の協業では、CoolQooに各種センサーを取り付けてインターネットに接続し、ビッグデータを解析することで新しいサービスを提供していく。

具体的には、日々の水の摂取量を自動計測し健康促進に役立てる、ろ過前後の水質(TDS値)の見える化を行い顧客満足度の向上を図る、CoolQooの故障や部屋の温度変化による異常を検知する、フィルター交換時期が予測できるようになりカスタマーサポートへの連絡の必要がなくなる、CoolQooの利用状況の確認を通じて高齢者などを遠隔地で見守るサービスを構築するといったサービスの早期実現が可能だという。