――楽曲のことを色々とお話いただき、ありがとうございました! では、今度はそういった楽曲を披露するライブについておうかがいします。まずは2017年3月に開催された2ndライブ。非常に感動的なライブでしたが皆さんはどう感じられましたか?

社本 2ndライブは昼・夜でセットリストが違う初めてのライブでした。昼は「Sweet編」、夜は「Bitter編」と趣向の違う曲を披露できたのが個人的には嬉しかったです。あとはやっぱり……「BLUE MOON」がどうしても印象に残っていて。

――「Bitter編」の「BLUE MOON」のイントロで音飛びが発生して一時中断、突然映像が始まり3rdライブの開催が発表される、というサプライズ演出がありましたね。

社本 あんな風にサプライズがあるなんて思っていなくて、本当に驚きました。サプライズで3rdライブの発表があった後に歌った「BLUE MOON」はそれまでもないし、これから先も恐らくないであろうあの場だけの「BLUE MOON」だったので、とても印象に残っています。曲中にメンバーと目を合わせるところがあるのですが、ちょっと目が合うだけで涙目になっていました。歌っているときはオーディションで選ばれた8人がこの場にいて、みんながそのキャラクターでよかったとずっと思っていましたね。思い出すだけで涙が出そう。

――とても特別な、温かい空間でした。実際はサプライズの演出でしたが、音飛びで曲が止まってしまったときはどう思いましたか?

社本 私、「BLUE MOON」を歌う直前のMCを担当していたんですよ。締めくくりのMCだったからすごく重要だと思って、事前に一生懸命考えて間違えないようにしていたんです。そのMCを終えてホッとしていたら、あの音飛びですよ(笑)。突然映像が流れ始めて、本当に焦りました。

吉岡 メンバーも先生方も困惑していたよね。「やらかした!」みたいな空気になっていて、本当にヤバいと思いました(笑)。

――実際は、愛の溢れる演出でした。

社本 あの時、「BLUE MOON」を歌い終えた後に3年生の二人がそっと私の背中を押してくれたんです。そういうところから3年生組の温かさを感じました。

――青野さん、金魚さんはライブなどでいつもメンバーを見守っているような、優しい表情をされますよね。それも「ハニプラ」のライブで温かさを感じる理由の一つなんだろうなと思っています。続いて吉井さんのライブ後の感想をおうかがいしてもよろしいでしょうか?

吉井 曲数がとても増えたので、ライブが始まるまではダンスを覚えるのに必死でした。ただ、2ndライブまでにも色々なステージに立ってきたので、1stのときと比べるとちゃんと動けていて、成長したなと実感できましたね。嬉しかったです。あとは先生方との距離が近いライブだったので、先生方の顔をよく見たいという気持ちが強かったです。先生方の視線ってすごく熱いんですよ。コンテンツが始まった頃から応援してくださっている方も多くて。ライブ中は、先生方と一緒に次のステージに進んでいくんだなと感じることができました。

――ライブ中には感極まる先生方もたくさんいらっしゃいました。

吉井 そういう姿を見て私ももらい泣きしました。先生方からするとステージで踊ったり歌ったりしている私たちがキラキラしているように見えると思いますが、本当はあの会場にいたみんながキラキラしていました。そんなことを感じたライブでしたね。

――吉岡さんはいかがでしたか?

吉岡 二人がいい事言ってくれたからどうしようかな……。

吉井 好きなこと言いなよ。

吉岡 うん! ありがとう。……正直言って、1stライブが終わった後に2ndライブがあるかどうか分からなくて、どこまで8人でいられるか分からなかったのが怖かったんです。私、「ハニプラ」のメンバーが好きなんです。だからこそ、2ndライブを8人で出来ているってことを幸せに感じていました。また、あやみん(吉井)も言っていましたが、先生方もコンテンツと一緒に歩んでくださっている方が多くて。2ndライブができたのは私たち8人の力だけじゃなくて、スタッフさんや先生方がいてくださったからなんですよね。そういう方々とこの先も一緒に歩んでいきたい、と重く感じた一日でした。

――非常に熱い想いが伝わってきました。

吉岡 本当ですか!?

社本 熱いね。喋れるじゃん。ニコ生やイベントではいつもぶっ飛んだこと言っているから、真面目に喋っている時とのギャップがすごい(笑)。

吉井 落ち着いて、地に足をつくといい事言うよね(笑)。

吉岡 いつもはみんながまとめてくれるから、私がまとめなくていいと思って。 だから……。

社本 なるほどね。

吉井 まぁ、これから成長していきましょ。

社本 まとめた!

――さすが、2年生のチームワークです。

吉井 でも実際のところ3人の中で一番ちゃんとしているのはしゃもだよね。

社本 いえーい(笑)。

吉岡 いや、一番しっかりしているのはあやみんだよ。

社本 ……これからも素晴らしいチームワークで頑張っていきまーす。

――チームワークの良さが十二分に伝わってきました(笑)。最後になりますが、11月12日に開催される3rdライブ「行くぜBLITZ! 青春の想いを込めて!」への意気込みをお願いします。

社本 本当に成功させたいという気持ちでいっぱいです。成功の定義は分からないけど、でも来てくださる先生方が笑顔になってくれて、これからの「ハニプラ」の活動に期待してもらえるライブにしたいですね。また、1st・2ndライブとやらせていただいて、ありがたいことに期待値が上がっていると感じています。そういう意味でも想像を超えるライブにしたいですね。あとはキャラクターとして舞台に立ちますので、それぞれの細かいフリや表現にも注目して欲しいです!

吉岡 しゃもも言っていましたが、先生方の期待値が高くなっているが伝わってきています。そんな期待に応えられる完成度の高いものをお見せしたい。また先生方と私たちで一つの空間を作っていけたら、とも思っています。全身全霊で頑張っていきたいと思う次第でございます。

吉井 赤坂BLITZ……。今までで一番大きな場所でのライブになり、ここが一つの転機になる機会だと思っています。このライブがいいものに仕上がったら、色々な方に注目していただける気がするんですよね。私、『エビスト』をもっと、もっと知名度のあるコンテンツにしたいんです! だからこのステージで「ハニプラ、すごく存在感出てきたじゃん」と言っていただけるくらい成長した私たちを届けたいと思います。そうすることで、もっと広い会場でやれるようになって、もっと色々な方の目に触れられるコンテンツにしたい。ライブでは、新曲もきっといっぱい披露すると思います。楽しみにしていてくださいね!

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