富士ゼロックスは10月2日、企業が各ソーシャルメディア(以下、SNS)に開設している複数アカウントを統合管理できるクラウドサービス「SkyDesk Social(スカイデスクソーシャル)」の提供を開始すると発表した。

同サービスは、複数のSNSへの一括投稿のほか、「いいね!」やコメントをしたアカウントの属性を分析し、次回の投稿へ活用するなど、企業のSNS運用全般を統合支援するもの。

一括投稿では、ブランドごとの複数SNSにおいて、指定した日時に予約・投稿することが可能。さらに、過去の投稿への反響実績から、より反響の多い投稿タイミングを自動予測し提案する機能「SmartQ(スマートキュー)」を活用した投稿もできる。

また、同社が開発した自然言語処理技術を活用してコメント内容を判定し、良し悪しの割合を可視化する「センチメント分析」が可能で、これらの結果レポートは一覧表示することもできる。さらに、複数キーワードについて、同時に複数SNS上の情報を検索し、関連の高い投稿を見つけ「いいね!」するなどの双方向コミュニケーションを可能にする「モニタリング機能」なども利用可能だ。

各種機能の画面イメージ

なお同サービスは、同社が提供する、顧客情報を統合管理し営業力や顧客接点の強化を支援するクラウドサービス群「SkyDeskシリーズ」の新サービスとして提供される。価格は、SkyDesk Social スタンダードプランが6カ月5,010円(税別)、SkyDesk Social プロフェッショナルプランが6カ月24,960円となる。