Appleは2016年5月に、サンフランシスコの中心部、ユニオンスクエアに新たな旗艦店を設営した。この店舗については、Apple Parkの建設にあたって、デザインが踏襲されていることや、同じ建材が利用されていること、再生可能エネルギーが導入されてるなど、共通の要素が数多くちりばめられていることが紹介された。また、新たなApple Storeでの体験作りに合わせた機能についても紹介があった。

Angela Ahrendtsが登場

具体的には、Today at Appleで、Apple製品を活かした体験を学べるフォーラム、より気軽に利用できるジーニアスグローブ、起業家やアプリ開発者との接点、季節ごとにアクセサリなどを入れ替えながら展示・販売するアベニュー、人々の憩いの場となるプラザという5つの要素のことで、それらが各Apple Storeに展開されていくことになったと説明した。

Today at Appleでの取り組みを説明

パリ、ミラノ、カーネギー図書館、シカゴなどの新店舗を紹介

また、新たな店舗として、ニューヨーク5番街の旗艦店のリニューアル、パリ、ミラノ、カーネギー図書館、シカゴなどの店舗が紹介された。Apple Parkに設置されたビジターセンターにも、アベニュー、フォーラムなどを備えたストアが設置され、プラザ部分にはカフェが併設された。ビジターセンターにはApple Parkの模型があり、専用のアプリがインストールされたiPad Proを使うと、ランドスケープ、エネルギー、風の流れを、拡張現実で楽しめる仕組みとなっていた。こちらも、Apple Parkを訪れる際の、楽しい体験となるだろう。今年中に一般公開されるとのことだ。