Microsoftは2017年9月12日(現地時間)、ウィザードを利用してUWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)アプリケーションに必要なフレームワークや機能導入を容易にする開発者支援ツール「Windows Template Studio」をバージョン1.3へ更新した。インストール済みの場合は、Visual Studio経由で更新できる。新たにWindows Template Studioを利用する場合はダウンロードページから、VSXIインストーラー経由でVisual Studioにインストールする。

公式ブログによればUWPアプリケーションを起動するURIスキームとして「myAwesomeApp」を追加し、テンプレート系はWindowsテーマの追加やBOM付きUTF-8、アクセシビリティのサポートが加わった。UWPアプリケーションのひな形を選択するウィザード系は、ローカライズの改善やアクセシビリティのサポート強化、Visual Basicのサポートが加わっている。より詳しい更新情報はGitHubで確認可能。

Microsoftは今後の機能強化として、Windows 10 Fall Creators Update以降段階的に導入されるFluent Designの導入や、Windows Inkに対応したテンプレート、既存プロジェクトへの追加機能、ウィザードのローカライズ、PrismやCaliburn.Microのサポート、そしてVisual Basicのサポート強化を目指す。

阿久津良和(Cactus)