Microsoftは2017年9月11日(現地時間)、Office 365 Business Premiumに加わった新ビジネスアプリケーションの存在を公式ブログでアピールした。いずれも数週間前にプレビュー版を米国、英国、カナダでローンチし、今年末までの一般提供を目指している。

今回強調したのは「Microsoft Connections」「Microsoft Listings」「Microsoft Invoicing」の3つ。まずConnectionsは、テンプレートを使って顧客に対する会報や報告を容易に作成するメールマーケティングサービス。販売機会の促進をうながす。

Listingsは、FacebookやGoogle、Bing、Yelp上のビジネスコンテンツの公開や管理、サイト間のオンライン表示とレビューのモニタリングをダッシュボードから行うビジネスリスティングサービス。潜在的顧客の小規模なビジネスチャンスと、ブランド構築を強化する。

Invoicingは、専門的な見積もりと請求書を作成するサービス。PayPalと連携して顧客のクレジットカードやデビットカードをオンラインで受け付ける。また、Intuit QuickBooksとの連携も可能。

これらのサービスは「Office 365 Business Center」に分類され、中堅中小企業におけるビジネスチャンスを管理し、自社を成長させるためのツールに位置する。

Office 365 Business Centerのダッシュボード画面(同社公式サイトより)

阿久津良和(Cactus)