「王室教師ハイネ-THE MUSICAL-」ゲネプロより。 (c)赤井ヒガサ/SQUARE ENIX・王室教師ハイネ製作委員会 (c)ミュージカル「王室教師ハイネ」製作委員会

赤井ヒガサ原作による舞台「王室教師ハイネ-THE MUSICAL-」が、本日9月7日に東京・Zeppブルーシアター六本木にて開幕。去る9月6日にはゲネプロに加え囲み取材が行われ、ハイネ役の植田圭輔、カイ役の安里勇哉、ブルーノ役の安達勇人、レオンハルト役の廣瀬大介、リヒト役の蒼井翔太が登壇した。

4月から6月にかけて、舞台版のメインキャストによりテレビアニメが展開された同作。4王子の末っ子・リヒトを演じる蒼井は、「アニメでは天真爛漫に、そして末っ子だからこそ持っている鋭い感性を楽しんで演じさせていただいたんですが、今回の舞台でもそういうところがチラッと出てくるんじゃないかなと思います」とコメントしながら、自身が先月30歳の誕生日を迎えたことに触れ「がんばって14歳のかわいい、そしてカッコいいリヒトを演じていきたい」と笑顔で意気込んだ。

廣瀬は「レオンハルトはアニメだとかわいい部分がたくさん描かれていましたが、舞台では涙を見せたり、葛藤が描かれているので今まで見たことないレオンハルトが見れるんじゃないかな」と述懐。“ジロリ王子”ことカイ役を演じる安里は、「コミュニケーションをうまく取れないカイが、今回歌を歌う。カイの心の内や早口も聴けるんじゃないかと思いますので、そのへんも楽しみにしてもらえたら」と期待を煽った。

同作の見どころについて聞かれると、安達は「もちろんアニメもすごく楽しかったんですけど、(舞台は)生の僕たちが演じるので、アニメとは違った熱量を肌で感じてもらえると思います。楽しんでください!」とメッセージを贈る。また4王子を“教育的指導”する、ハイネ役の植田は「(アニメから参加している)自分たちだけでなく、舞台から参加しているメンバーも作品を愛してくれているのが、稽古中からもすごく伝わってきて。やっぱり『王室教師ハイネ』は“愛”の作品だと思う」と述べながら、「(『ハイネ』の物語は』“スポ根教師物語”にも通じるんじゃないかなと。楽しいとかキレイとか、美しいだけではなく、泥臭く泣かせるテイストも詰まっているなと思っています」と思いを語った。

「王室教師ハイネ」は子どもにしか見えない王室専属の家庭教師ハイネと、そんなハイネから教育を受けることとなった4人を描いた物語。劇中では、王子たちがそれぞれの苦手分野やコンプレックスを克服していくさまを、ミュージカルナンバーに乗せて表現していく。本編終了後には“特別授業”のコーナーも用意されているので、ファンはそちらもお楽しみに。

「王室教師ハイネ-THE MUSICAL-」の東京公演は、9月7日から10日までZeppブルーシアター六本木にて、大阪公演は9月16日から18日まで森ノ宮ピロティホールにて行われる。

「王室教師ハイネ-THE MUSICAL-」

原作:赤井ヒガサ(掲載 月刊「Gファンタジー」 スクウェア・エニックス刊)
演出:吉谷光太郎
出演:植田圭輔、安里勇哉、安達勇人、廣瀬大介、蒼井翔太 / 姜暢雄ほか
主催:ミュージカル「王室教師ハイネ」製作委員会

東京公演

期間:2017年9月7日(木)~10日(日)
会場:Zeppブルーシアター六本木

大阪公演

期間:2017年9月16日(土)~18日(月・祝)
会場:森ノ宮ピロティホール

(c)赤井ヒガサ/SQUARE ENIX・王室教師ハイネ製作委員会 (c)ミュージカル「王室教師ハイネ」製作委員会