文部科学省は30日、フランスで開かれた「国際地学オリンピック」で日本代表として参加した高校生が金メダル2個、銀メダル2個を獲得した、と発表した。参加した全員がメダルを手にした。

金メダルは東京都立小石川中等教育学校6年の押見祥太(おしみ しょうた)さん(18)と聖光学院高校(神奈川県)3年の土屋俊介(つちや しゅんすけ)さん(17)。銀メダルは海城高校(東京都)3年の越田勇気(こしだ ゆうき)さん(17)と、立命館慶祥高校(北海道)3年の中桐悠一郎(なかぎり ゆういちろう)さん(17)だった。

国際地学オリンピックは2007年に韓国で第1回が開催。世界の高校生が地学の知識を競うだけでなく、各国の参加高校生間で交流もある。日本は08年から毎年4人が参加している。今年は11回目で、フランス南部のコート・ダジュール海岸で22日から29日まで開催され、29の国と地域から108人が参加した。

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