アビームコンサルティングは8月31日、物流センターを運営する企業を対象に、倉庫運営の最適化を実現するソリューション「ABeam Predictive Warehouse Management(PWM)」の提供を開始すると発表した。

「ABeam Predictive Warehouse Management」は、IoTによって倉庫内のあらゆる情報をリアルタイムに収集し現状を可視化するだけでなく、シミュレータやAI技術による予測に基づき、倉庫運営上の最適な意思決定を支援するプラットフォーム。周辺システムやセンサーから収集した情報を取り込むデータベース、AI、UI(ユーザー・インターフェース)の3つを活用し、倉庫内の情報を一元的に管理することで、従来の作業工程ごとの部分最適から脱却し、倉庫全体の最適化を図ることが可能になるという。

また、リアルタイムに現状の可視化・将来の予測を行うことで、後追い型の現場改善だけでなく、稼働中においてもリアルタイムに計画や指示を最適化することができる。

具体的には、物量情報や作業の進捗状況をベースとした最適な人員配置や設備の予知保全、事故防止、倉庫内リソース(人・設備・機会・スペース・在庫)の情報を活用した作業の効率化などを実現し、将来的には計画立案から現場指示に至る運営プロセスの自動化につなげていく。AIによって導き出された計画や指示は、WMS(ウェアハウス・マネジメント・システム)やWCS(ウェアハウス・コントロール・システム)といった周辺のシステムにも連携させることができる。

サービス内容により価格や期間は異なるが、センシングなどによる現場リソースの稼動実績データの収集、シミュレーションモデルおよび機械学習・AIによる計画系機能の構築、WMS・WCS等周辺システムとの連携、PWMのセットアップを含め、3500万円程度から提供するとしていている。