エクスチェンジコーポレーション(ExCo)は8月3日、カード不要の決済サービス「Paidy(ペイディー)」に、トークンを用いた定期購入機能を追加したと発表した。

「Paidy」はオンラインショッピング時に、メールアドレスと携帯電話番号を使用してリアルタイムの決済を行うことができるサービス。クレジットカード情報などの事前登録は不要で、SMS(ショートメール)もしくは自動音声で案内する認証コードによって瞬時に本人確認が行われるため、すぐに買い物をすることができる。Paidyで決済した料金は、まとめて翌月にコンビニエンスストアや銀行振込、口座振替で支払う。

今回追加された同サービスのトークンは、加盟店がAPIから直接決済を作成するためのID。利用者が一度Paidyのチェックアウト画面で同意すれば、加盟店の任意のサイクルおよび任意の金額で継続的な決済が可能になる。

定期購入フローのイメージ1。定期購入申し込みから決済方法選択まで

定期購入フローのイメージ2。Paidyの接続

定期購入フローのイメージ3。内容の確認、購入の確定

同社は今後、定期購入や頒布会などの継続購入を主とする業界でのPaidy導入を促進するとともに、同サービスに特化したカートサービスとの連携を推進していくとしている。