freeeは8月2日、HR分野における新サービス「人事労務 freee」をリリースしたと発表した。

同サービスは、同社の提供していた「クラウド給与計算ソフト freee」をフルリニューアルし、入退社手続きや勤怠管理の新機能・新プランを追加したもの。従業員1000名以下の中小・中堅企業様を対象に提供し、勤怠や労務手続き、給与計算といった本来密接に結びついている業務をクラウド上で一気通貫して行うことができる。

サービスのイメージ

同サービスに搭載されている機能のうち、入退社手続きでは、各種行政窓口向けの15種類の書類をワンクリックで作成可能。また、入力された内容はそのまま給与計算や勤怠管理に利用できる。

勤怠管理機能では、従業員は自分のアカウントからタイムカードのような感覚で勤務記録の打刻が可能。コメントや修正記録、打刻時に位置情報を記録できるため、不正打刻の防止にもつながるという。

また、HRプラットフォームとして採用や福利厚生、評価などを手がける各種HRサービスとの提携やキャンペーンを開始する。

提携するHRサービスの例

今後、「人事労務 freee」では順次APIの公開も予定。HRプラットフォームとして他サービスと共同でエコシステムを形成しながら、中小・中堅企業における働き方改革を支援するとしている。