fossBytesに7月27日(米国時間)に掲載された記事「Microsoft Allows 'Windows 10 To Link To Your Android Device', Sync Web Pages」が、先日公開されたWindows 10 Insider Build 16251にWindows 10とAndroidデバイスの間で閲覧しているWebページを同期する機能が追加されたと伝えた。iOSのサポートは今後追加される見通しとされている。

先日公開されたWindows 10 Insider Build 16251でこの機能を試すには、Windows 10の設定でオプションを設定するほか、AndroidにMicrosoft Appsと呼ばれるアプリをインストールする必要がある。閲覧中のページを同期するには、スマートフォンのモバイルブラウザで多少の操作が必要。

スマートフォンとの同期を設定する画面

Net Applicationsの調査結果によると、2017年6月におけるスマートフォンまたはタブレットデバイスにおけるMicrosoft Internet Explorerのシェアは0.67%、Microsoft Edgeのシェアは0.22%とされている。このため、Microsoftはスマートフォンやタブレットデバイスとの間でWebページ共有などを実現しようとした場合は、Internet ExplorerやEdge以外のデバイスにも対応していく必要がある。先日公開された新機能はこうした状況を受けての対応と見られる。