冷蔵庫や照明器具でできる節電方法

エアコン以外に、節電のためにできることは何があるでしょうか。たとえば、冷蔵庫は消費電力量の多い家電のひとつ。夏には冷たい飲み物を飲む機会が多いですが、冷蔵庫の開け閉めが頻繁になると、その分冷気を逃し消費電力量が増加してしまうので注意しましょう。

また、一般的な冷蔵庫では、麦茶などを作って冷まさないまま入れてしまうと、冷蔵庫内の温度が上がり、冷やすために余計なエネルギーを使うことになります。熱い料理や飲み物は充分冷ましてからしまいましょう。物を詰め込みすぎるのも、電力を使う原因になります。冷気の流れが悪くなり、冷蔵庫内部が均一に冷えなくなりますし、物が多いと取り出すのに時間がかかってしまうからです。冷蔵庫の中は定期的に整理し、賞味期限切れの食材や食べ残しがないかチェックしてみましょう。

そのほか、照明器具の消費電力量も意外と多いもの。白熱電球をLED電球に替えれば、省エネ効果があります。さらに、排熱を抑え、室内の温度上昇を防ぐこともできます。

電気代を抑えるには、ただ電気を使わないようにするのではなく、さまざまな工夫を施すことで、大きな効果が得られます。涼しさと節約、どちらも諦めることなく、猛暑になりそうな今年の夏を元気に乗り越えていきたいですね。

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筆者プロフィール:武藤貴子
ファイナンシャル・プランナー(AFP)、ネット起業コンサルタント
会社員時代、お金の知識の必要性を感じ、AFP(日本FP協会認定)資格を取得。二足のわらじでファイナンシャル・プランナーとしてセミナーやマネーコラムの執筆を展開。独立後はネット起業のコンサルティングを行うとともに、執筆や個人マネー相談を中心に活動中。FP Cafe登録FP。