東日本電信電話(以下、NTT東日本)は7月20日、SOHOの顧客向けに、外線2チャネル・電話機最大8台まで収容できるビジネスフォンシステム「オフィステレフォン」を7月31日より提供開始することを発表した。

同社はこれまで、ビジネスフォンシステムの提供を通じ、地域の会社の業務効率化などへの貢献を目指してきた。しかし、SOHOの顧客においては、「初期費用が高額で導入を見送った」「設定が難しそう」といった声も多く、費用や運用面の不安が課題となっていたという。

こうした課題を解決するため、SOHOの顧客でもビジネスフォンシステムを手軽に導入できる月額制ビジネスフォンシステム「オフィステレフォン」の提供に至った。

同サービスは、外線2チャネル・電話機最大8台まで収容できるビジネスフォンシステムを、月額制で利用できるというもの。主装置にはブロードバンドルーター機能も装備されており、オフィスのICT環境を手軽に構築することができる。

オフィステレフォンイメージ

さらに「ギガらくWi-Fi」と組み合わせ、オフィス内に無線環境を構築することで、スマートフォンを最大5台まで内線電話機として利用することが可能だ。

オフィステレフォン サービス体系

料金は5年契約の場合、初期費用なしで月額2700円、期間指定なしの場合は初期費用が4万円で、月額3500円。

なお、同サービスのご利用には、フレッツ光または光コラボレーション事業者が提供する光アクセスサービスの契約および、ひかり電話の契約が必要となる。