東大発AIベンチャー企業のストックマークは7月14日に、同社が提供するニュースクリッピングサービス「Anews(エーニュース)」が経済産業省 製造産業局 航空機武器宇宙産業課に導入されたことを発表した。

Anewsは2017年4月にリリースされたWEBニュースクリッピングサービスで、ディープラーニングをベースとしたAIアルゴリズムが、国内外1万以上のメディアから各組織に最適化されたWEBニュースを毎日配信するというもの。AIがチームの利用行動を学習するので、使えば使うほど組織にフィットした情報を選別するようになる。

また、個人別の利用行動可視化機能をはじめ、ニュースを通じたコミュニケーション機能や管理者向けの各種アナリティクス・リマインド機能により、組織員の情報収集や共有の効率化を促進することができるという。

今回導入された理由としては、経済産業省内において幅広く行われている情報収集及び共有作業をAIで効率化することによって、省内人員の働き方改革を前進させるとともに、余剰時間での新たな価値の創出および競争力の強化を期待しているためとのこと。経済産業省 製造産業局航空機武器宇宙産業課 総括補佐 海老原史明氏は「第4次産業革命において"攻めのIT"を通じた新たな価値の創出が重要」と語る。