ビジネス課題に対するコンサルティング業務を手掛けるフューチャーアーキテクトは7月6日、AI活用コンサルティングサービス「Future AI」を提供開始したと発表した。

「Future AI」は、同社がこれまで培ってきたノウハウをベースにしたAI活用コンサルティングサービス。AIを活用して戦略やイマジネーションを具現化するための仕組みづくりや効果創出までをトータルでサポートする。顧客企業のビジネス課題に応じて必要なAIを導入し、課題解決に向けた提案を行う。

商品の販売量を予測するAIを使って正確な製造、仕入れを導いたり、ビジネス文書の入力や分類作業の自動化を行うAIを導入して業務効率化を実現したりと、クライアントによってAIを利用するシーンはさまざま。近年では人間を超えるレベルの認識精度を誇るAI技術が登場しており、新たな商機を見出すためにAIが使われるケースも増えてきたという。

同社は、AIやIoTなど最先端技術への深い理解と専門性を強みとする「テクノロジー・イノベーション・グループ」を有しており、180名を超えるコンサルタントがこれらの技術を検証しビジネスの現場で活用。これまで、さまざまな企業に対してAIを活用した自動発注や需要予測のシステム、画像認識サービス、問い合わせメールの自動振り分けなどを導入している。

AIやその活用に関心はあっても、具体的な活用イメージを描いたり投資対効果を分析したりすることが困難だという企業が多い中、同社は業種業態問わずサービスを提供し、業務効率や品質の向上と新たなサービスや事業の創出に貢献するとしている。