電通国際情報サービス(ISID)は6月30日、金融機関向けにLINEカスタマーコネクト導入支援サービスを今秋より提供開始すると発表した。

同サービスは、ISIDが開発した金融機関向けコンタクトセンターシステム「BANK・R コンタクトセンター」に「LINE カスタマーコネクト」との連携機能を実装したもの。コンタクトセンターシステムとLINEのシームレスな連携を実現する。

「LINE カスタマーコネクト」はLINEを用いてAIや有人によるチャット対応や音声通話対応を行うサービス。問い合わせの段階や内容に応じて、AIによる自動回答、有人チャット、LINEの通話機能へとスムーズに誘導し、スピーディにユーザーの課題を解決する。

今回の連携により、マルチチャネルの応対履歴を一元管理し、チャットのログや手動入力の応対情報などをシームレスに照会することができる。オペレーターは応対中のユーザーの最新情報を即時に照会することができるため、顧客満足度の高い応対を行うことが可能になるという。

サービスのイメージ

また、金融機関のコンタクトセンター業務を熟知した同社が販売パートナーとして「LINE カスタマーコネクト」の導入支援を行うことにより、現状業務分析から導入後の業務シナリオ策定までを含めたトータルなサポートを提供できるとしている。