サイバーエージェント連結子会社のCyberZは30日、認知から獲得まで一貫したスマートフォン広告支援を行う専門組織「ブランドテクノロジー局」を設立したことを発表した。

スマートフォン広告市場は2017年、前年比120%となる5,369億円を超えると予測されており、今後も市場の拡大が予測される。しかし、未だテレビの広告効果は揺らがず、日本におけるテレビの世帯普及率は9割を超え、現在も高い影響力を持っている。

こうした背景を踏まえ、新たに設立する「ブランドテクノロジー局」では、メーカーやサービス事業者各社と連携し、テレビ視聴データとスマートフォン上のユーザーデータを掛け合わせることを可能にした。これにより、テレビ広告視聴ユーザーのWEB上での広告視聴データやアプリ内でのアクションを計測することが可能になり、テレビ・WEBの横断的なマーケティングを実現する。

テレビ広告とWEB広告を横断したマーケティングの提供が可能に