東武鉄道は28日、東武東上線沿線にゆかりのある実力派ロックバンド、KEYTALKとのコラボレーション企画「夏フェスティバル♪ KEYTOBU」を7月20日から展開すると発表した。KEYTALKゆかりの地を巡る聖地巡礼スタンプラリーや臨時イベント列車の運行など、さまざまな企画を用意する。

「KEYTALK聖地巡礼スタンプラリー」台紙イメージ

スタンプラリー景品のオリジナルステッカーイメージ

KEYTALKは東上線沿線で活動を開始し、川越駅周辺のライブハウスなどでライブを重ねてきたことで知られる。今回の企画では、KEYTALKのメンバーが学生時代を過ごし、互いに出会いを果たした場所など東上線沿線の各地を「聖地」とし、その最寄駅である柳瀬川駅・上福岡駅・川越駅・鶴ケ島駅・森林公園駅の発車メロディをKEYTALKの楽曲をオルゴール調にアレンジしたものに変更する。

これと同時に実施する「聖地巡礼スタンプラリー」は、発車メロディを変更する5駅に池袋駅・朝霞台駅を加えた計7駅を巡る内容。各スポットの聖地としてのエピソードなどが記載されたスタンプ台紙にすべてのスタンプを集めると、今回のために作成した「KEYTOBUオリジナルステッカー」がもらえる。さらに、すべてのスタンプを集めて応募すると、抽選で10名に「KEYTOBU」オリジナル直筆サイン入りポスター5枚セットが当たる。発車メロディの変更とスタンプラリーはともに9月10日まで。

臨時イベント列車は、8月26日に「KEYTOBUトレイン」の列車名で池袋駅から川越駅まで運転。「KEYTOBU」ヘッドマークを掲出した50090型が使用される予定で、当日は1日駅長を務めるKEYTALKメンバーも同乗し、車内イベントや車内アナウンスを行う。イベント列車への乗車は楽天チケットによるインターネット予約限定となり、7月20日から受付を開始する。募集期間は8月19日までだが、7月23日までに多数の申込みがあった場合は抽選とし、残席が発生した際は7月31日以降先着で申込みを受け付ける。

イベント列車に掲出した「KEYTOBU」ヘッドマークは、その後も9月10日まで池袋~小川町間を走る50090型1編成に掲出される。