マーサージャパンと日本マイクロソフトは6月22日、マイクロソフトのAIを活用した人事コンサルティングにおいて協業すると発表した。

この協業により、マイクロソフトの統合型情報共有クラウドサービス「Office 365」の「MyAnalytics」を活用した、コンサルティング・サービス「働き方改革 AI業務改善支援サービス」を同日より提供開始する。

同サービスは、3カ月のコンサルティング期間内に、Office 365のMyAnalyticsを用いた「働き方の可視化」により、業務における会議時間、メール時間、集中時間を分析し、業務効率と生産性の向上に向けた業務改善を提案するもの。マーサージャパンから提供される。

基本プランは、Office 365 Enterprise E5の3カ月分のライセンス、Office 365 Enterprise E5の社内導入支援、MyAnalytics を使用した働き方の可視化・分析(会議やメールに要する時間・集中する時間と働き方の分析による業務改善の提案)から構成される。費用は500万円から(税別)。

マイクロソフトは2016年12月から2017年4月まで、4部門41名を対象にMyAnalytics を活用した社内検証プロジェクトを実施。その結果、ファイナンス部門では、MyAnalyticsの分析・AIによるアドバイスなどをベースに、会議時間が27%削減、4部門合計では4カ月間で3579時間を削減したとしている。

MyAnalyticsによる分析例