「GEN2シリーズ」

回路保護分野におけるグローバルリーダー、リテルヒューズの日本法人であるLittlefuseジャパン合同会社は19日、モノリス・セミコンダクター社と共同開発した新プラットフォームを基盤とした、シリコンカーバイド(SiC)ショットキーダイオード「GEN2シリーズ」を発売すると発表した。リテルヒューズの国内販売代理店を通じて販売されるという。

同シリーズは、サージ能力の向上とリーク電流の低減を可能とする。従来のシリコンパワーダイオードと比較して、システムレベルのコストを抑えて変換効率と電力密度を大幅に向上するほか、スイッチング損失を大幅に低減できるため、パワーエレクトロニクスシステムの効率性と堅牢性を大幅に向上するという。また、熱暴走することなく高サージ電流に対応し、シリコンダイオードよりも高い接合温度での動作が可能なうえ、クラス最高の電化蓄積量と順電圧降下を提供する。

商品の仕様は以下の通り。

商品仕様

リテルヒューズは1927年に創立され、ヒューズ、セミコンダクタ、ポリマー、セラミック、リレーおよびセンサーといった技術を必要とする電子機器、自動車および工業市場において世界中の顧客にサービスを提供している。従業員は1万人以上で、北南米やヨーロッパ、アジアに40カ所を超える拠点を持つ。