理由3.ビタミンCで免疫力アップ&美肌へ

ゼスプリ・サンゴールドキウイを1個食べれば、1日のビタミンC推奨摂取量を満たせる

続いて、風邪をひきやすかったり、肌の衰えが気になったりする人は、ビタミンCの含有量に注目だ。ビタミンCには免疫力を向上させ、肌の修復力を高める働きや抗酸化作用があるとされている。

厚生労働省が推奨する1日のビタミンC摂取量(成人)は100mg。主要果物の可食部100gあたりの摂取量を比較すると、ゼスプリ・サンゴールドキウイは161mg、ゼスプリ・グリーンキウイは85mgで、サンゴールドは前述した摂取推奨量の100%以上、グリーンは約85%をカバーしている。一般的には、みかんやレモンにビタミンCが多いというイメージがあるが、みかんは32mg、レモンは20mg(果汁換算)と、キウイフルーツのほうが圧倒的に多いことがわかる。

また、ビタミンCとともにビタミンEも豊富に含まれるため、血管や肌などの老化を防ぐ抗酸化作用も期待できる。エイジングケアが気になる女性にもおすすめだ。

理由4.低GIでダイエットをサポート

キウイフルーツは低GI食品。血糖値の急上昇・急降下を防ぐことが期待できる

最後は、ダイエット効果だ。近年日本では「糖質制限」「糖質オフ」など、食事の糖質量を減らして減量する方法が話題に。世界も同様で、糖質を摂りすぎると食後血糖値が急上昇し、肥満や糖尿病などのリスクが上がることから、血糖値をコントロールする食べ方が注目されている。

食後血糖値の急上昇を防ぐには、低GI食品を選ぶことがポイントになる。「GI(グリセミック指数)」とは食後血糖値の上昇度合いを示す指標で、この値が低ければ、食後血糖値の急上昇・急降下(血糖値スパイク)を防ぐことができると考えられている。キウイフルーツは低GIに位置づけられるため、ダイエットや糖尿病・肥満対策としても積極的に摂りたい果物なのである。

小麦ビスケットの摂取30分前にゼスプリ・サンゴールドキウイを食べた場合(右から2番目)が、もっとも血糖ピークが下がった

食品産業技術総合研究ニュージーランド研究所のジョン・モンロー博士による実験でも、小麦ビスケットの摂取30分前にゼスプリ・サンゴールドキウイを食べることで、血糖ピークが下がったことが証明されている。

「キウイフルーツを食べることで、血糖水準が正しい範囲に維持され、長期間にわたり健康的な体重を維持することで、糖尿病やメタボリックシンドロームなどの代謝性疾患の防止に寄与する可能性があります」とアンセル博士はまとめた。

栄養満点で、お腹の調子を整えながらダイエットや美容をサポートしてくれるキウイフルーツ。皮をむく必要がない手軽さも魅力だ。個人的な実感では、キウイフルーツを毎日食べ続けたところ、短期間でもお腹の調子がよくなった。男性も女性も、子供から大人まで、毎日の"キウイ習慣"を試してみてはいかがだろうか。