JBCCは6月15日、ハイパーコンバージド・インフラストラクチャを実現する次世代仮想化プラットフォーム専用の検証センター「N.E.X.T.」(New EXploring solutions for Transform)を同日に開設すると発表した。

ハイパーコンバージド インフラストラクチャ検証センター「N.E.X.T.」

ハイパーコンバージド インフラストラクチャは、従来個別に導入していたサーバやストレージを1台の筐体に集約し、ITインフラをシンプルにすることで、導入・運用の手間を省き、TCOの削減を実現することが可能。

また、必要に応じて機器を連結することで、容易にスケールアウトも可能で、拡張性の高いIT インフラを実現しながらも運用を効率化できる。

「N.E.X.T.」では、ハイパーコンバージド・インフラストラクチャ市場を牽引する主要ベンダーの代表的な製品「HPE SimpliVity」、「Nutanix」、「Dell EMC VxRail」、「VMware vSAN/NSX」などをそろえ、ハイブリッドクラウドの利活用を検討する人へのデモンストレーション、システムの構築・移行の妥当性を検証するPoC(Proof of Concept)環境として利用する。

提供サービスは製品評価、稼働検証、PoC(Proof of Concept)、パフォーマンス・テスト、移行テストなど。

同社は、「N.E.X.T.」を活用し、専門の技術員が最適なITインフラ環境を分析・提案する無償サービス「インフラ最適化クリニック」)を今年度200社に提供することを目指す。