ヴィクセスは6月2日、KPI達成のための内部分析ツール「Analytica(アナリティカ)」で新たに、複数ダッシュボードが利用可能になったと発表した。

これまでもダッシュボードにてチーム内での迅速なコラボレーションは可能だったが、今回の新機能により、「速報」「在庫」「売上」「営業」「ユーザー利用状況」など、ビジネスの内容ごとに複数のダッシュボードを作成することができるようになった。関連するチャートをまとめた形でダッシュボードを構築することにより、組織でのKPI管理効率が飛躍的に向上する。

「Analytica」は、容易に使えるKPI達成のための内部分析ツールとしてITサービス事業会社、EC事業者を中心に導入されている。KPIでの事業管理は、表計算ソフトを用いた作業の場合は都度、可視化に多大な時間がかかる一方、内製の分析基盤の場合、自社サービスと並行しての開発が必要となるため、急成長する企業にとっての大きな負荷となっていた。Analyticaを利用することで、次々と変化するKPIにも低コストかつ瞬時に対応することができるという。

ユーザーアカウントはセキュリティに考慮した柔軟な権限設定が可能。アドミニストレータ、マネージャ、アナライザ、閲覧権限のみのビューワまで、4種類の権限を割り当てることができる。また、どの権限のアカウントも2段階認証により、より堅牢な運用でのKPI管理が可能となった。