アフラックとメディカルノートは5月31日、健康増進・ヘルスケア領域において、業務提携契約を締結したことを発表した。本契約は、企業が戦略的なパートナーシップの下、お互いの強みを活かしながら業種・業界の垣根を越えて共存共栄する「エコシステム」を目指す取り組みの一環。今後さまざまな価値創出に向けた協業を両社で検討・実施する。

まず、消費者の医療リテラシー向上による「病の早期発見・予防」や「健康の維持・増進につながる行動」を支援するためのスマホアプリを共同企画する。メディカルノートが手掛ける「オンライン医療相談サービス」をはじめ、さまざまな企業と連携したサービスを提供していく予定だ。

また、両社が有する知見やノウハウを活かし「健康の維持・増進につながる行動」を後押しする新しい保険商品・サービスの共同研究を進めていく。

メディカルノートは、専門医を中心とした医療従事者等がインターネットを通じて健康相談に応える「オンライン医療相談サービス」を開始。アフラックは年内を目途に、そのサービスを自社社員向けに提供していくという。

なお、アフラックの親会社「アフラック・インコーポレーテッド」は、子会社を通じ、メディカルノート社への700百万円の出資を行ったとも発表があった。

メディカルノートは、現役の医師が運営する医療Webメディア。臨床の現場で活躍する各科の専門家の監修・執筆やインタビューを通じ、病気や医療に関する情報を伝えている。「エビデンス」と「専門家の臨床におけるエクスペリエンス」に基づいた医療情報が得られる社会を目指す。