オプティムとパソナテックは、AI・IoT分野において業務提携。「OPTiM Cloud IoT OS」を活用したAI・IoTの導入運用支援サービスを5月31日より開始すると発表した。

AI・IoT分野の利用は、情報伝達手段の高度化に加え、ネットワークの高速化、データ分析技術の進歩などを背景に、今後も拡大することが見込まれる。AI・IoTの活用に関心を持つ企業は増える一方、導入への課題を抱える企業は少なくない。

オプティムはこれまで、農業・医療・介護・建設・水産分野などでIoTプラットフォームの運用を行ってきた。またパソナテックは、IT・エンジニアリング分野に専門特化した人材サービス・アウトソーシングサービスを行い、ITスキルを持った人材とサービスを組み合わせたソリューションを提供している。

今後両社は、AI・IoT分野の更なる活用を目指し、オプティムのAI・IoT分野でのサービスに関するノウハウ、パソナテックのIT分野での人材育成のノウハウを組み合わせ、AI・IoTを活用できる人材の育成に取り組んでいくという。

「AI・IoT導入運用支援サービス」導入フロー

両社は本サービスで、企業へのAI・IoT導入コンサルティングから開発、運用改善までをワンストップで支援するという。具体的には、企業のビジネスモデル・既存システムを把握し、課題を認識。解決するためのシステム導入を検討し、実装する。その後の運用を通し、精度・機能を上げていくといった流れだ。

「OPTiM Cloud IoT OS」

「OPTiM Cloud IoT OS」は、IoT端末の管理・制御、データの蓄積・分析、AIの活用、クラウドサービスとの連携を可能とするOSだ。IoT端末をワンコンソールで管理し運用を支えるとともに、AIを用いた分析と結果を、ユーザーの業界・業種に応じて適応し、最適化していくことを目的として開発された。