テレダイン・レクロイ・ジャパンは、米国テレダイン・レクロイとProtocol Insightが共同で、次世代のUniPro/UFSデバイス用のプロトコルテストツールを市場に共同で供給することで合意したことを発表した。

シンプルで高性能な大容量ストレージデバイスであるユニバーサル・フラッシュ・ストレージ(UFS)は、シリアル・インタフェースを備え、主にホストプロセッサと大容量記憶装置間のモバイルシステムで使われている。5.8GbpsのGEAR3から11.6GbpsのGEAR4へのUFSデバイスの移行にともない、新しい高速テクノロジの実装には、より高度な機能を包括的に備えたテストツールが必要となる。

今回、テレダイン・レクロイとProtocol Insightとの合意により、この成長が期待される市場で、UniPro/UFSプロトコル・アナライザとトラフィック・ジェネレータの共同開発と供給が可能になるとしている。これらのツールは、UFSデバイスの設計者および開発者に設計上の問題を診断するだけでなく、適合性、コンプライアンス、およびストレステストを生成する機能を提供するという。

テレダイン・レクロイのプロダクト・マーケティング・マネージャであるRoy Chestnut氏は、次のように述べている。「次世代のUniPro/UFSデバイスをテストするという課題を解決するためにProtocol Insight社とチームを組むことで、ユーザは、当社のデータ取得と高速プロービングの専門知識を活用できます。Protocol Insight社は広範囲な適合性とコンプライアンス・テスト機能の経験を活用できます。」