朝日新聞社は5月15日、レトリバと自然言語処理分野における共同研究契約を結んだと発表した。自然言語は、人間が使う言葉の総称。レトリバは、自然言語処理、機械学習、深層学習をコアテクノロジーとしている企業で、そこに朝日新聞のエンジニアを送り、両社の技術を共有、推進していくという。

多くのソフトウェアを提供しているレトリバ

今回の研究は、主に朝日新聞社とそのグループ企業が保有する、ニュース記事など大量の日本語データを、両社のエンジニアが連携して解析し、将来的に両社に利益をもたらす研究成果を創出することを目的としている。解析には、AIの機械学習と深層学習などの技術を用いる。将来的には特許や学術論文の発表により、社外への技術還元も目指すとしている。