東芝ソリューション販売は5月15日、専用クラウド上で稼働するビデオコミュニケーションサービス「TaMATE LiveOn Integrate」の提供を開始すると発表した。

同サービスは、ジャパンメディアシステムのWeb会議システム「LiveOn」をIBMのクラウド「IBM Bluemix Infrastructure」上で稼働させるというもの。企業ごとの専用クラウド上で動作するため、社内にハードウェアを配置する必要がなく、画面レイアウトなどをカスタマイズすることもできる。

モバイル端末に対応しているため、スマートフォンやタブレットからも接続可能。端末のカメラで会議の様子を映しながら進めることができる。

1280×720ピクセルのHD画質で画面を表示できるうえに、音声の途切れや遅延を軽減。リアルな映像とクリアな音声で、快適にWeb会議を実施できる。資料の共有やホワイトボードといった、Web会議で必要な各種機能も備わっている。

社内会議だけでなく、遠隔地での商談や在宅勤務、外部セミナーなど、多用途のリアルタイム業務を実現できるソリューションとなっている。

「TaMATE LiveOn Integrate」の活用イメージ

ライセンスは同時接続する最大拠点数でカウントし、会議室のモニターで4人が会議に参加している場合は、1拠点として1ライセンスで計算される。最小構成の契約ライセンスは10ライセンスからで、初期費用が200万円(税別)。利用料金は年額126万円(税別)、月額換算すると1ライセンス当たり1万500円(初期費用・税別)になる。