MetaMoJiは5月11日、現場業務向け超機能デジタルノート・アプリ「GEMBA Note」の法人向け製品「GEMBA Note for Business」のWindows版を提供開始した。

製造業などの現場では、PCを持ち歩いて操作することが困難で、これまでIT化がなかなか進まないという問題があった。「GEMBA Note」は、MetaMoJiが培ってきたモバイル端末用のアプリケーション・ノウハウを結集した、現場のIT化のきっかけとなるアプリケーションとして、iOS版を2016年5月より提供してきた。

「GEMBA Note for Business」のWindows版

同製品の活用により、これまではオフィスに戻ってしなければならなかった、報告書・帳票作成業務が現場でできるようになる。また、個人の生産性を向上させるとともに、リアルタイム伝搬技術「Share」による、テキスト、手書き文字、写真などの共同書き込み、および情報共有機能により、チームの生産性向上に寄与できるという。

今回、iOSに加えてWindows版を提供することで、現場に出向く前、戻った後のオフィスでの報告書・帳票作成業務との連続性や、オフィスに常勤しているスタッフとのリアルタイムのコミュニケーションも可能になる。これにより、これまで以上に現場業務を支援し、現場の生産性向上と働き方改革に貢献できるという。

ライセンス形態は、ユーザーライセンスとなり、1ライセンスで、iOS版とWindows版と両方使用できる。GEMBA Note for Business チーム クラウド版の価格(税別)は、初期手数料が25万円、年間利用料が1ライセンス2万円(最低ユーザー数は5ユーザー)。