キヤノンITソリューションズは、サンドボックスでブラウザ環境を仮想化する「Secure Soft mamoret」(セキュアソフト社)を同社オンラインストアで販売開始した。1台1年間利用のライセンスの税込価格は9,000円となる。

同ソフトは、業務環境とインターネットアクセス環境を分離するセキュアソフト社の「SecureSoft i-コンテナ」のサンドボックス技術を提供するもので、管理サーバを使わずにユーザーがブラウザ閲覧時に利用できるもの。インストールするとタスクトレイに常駐し、ブラウザ起動時にmamoret環境を通じて実行するか、そのまま実行するかを選択できる。

mamoret環境設定画面(体験版より)

インストール時に作成されるmamoret共有フォルダを利用することで通常環境との間でファイルの移動が可能になる。共有フォルダへのアクセス権限をブロック、リード、リード/ライトの3種類から選択できる。また、タスクトレイのアイコンから起動できるmamoretエクスプローラで、サンドボックス内のデータ確認もできるなど、インターネットブラウザを通じて送り込まれる脅威対策が可能になる。

mamoretエクスプローラ(体験版より)