パイプドビッツとエビリーは5月10日、情報資産プラットフォーム「スパイラル」と、エビリーのクラウド型動画配信システム「ミルビィ」が、連携開始したと発表した。

今回の連携により、プログラミング知識がない販促担当でも動画投稿システムの構築が可能となるほか、Webでの動画投稿大型キャンペーンの受付から管理に係る業務の効率化が期待できる。

パイプドビッツは、情報資産プラットフォーム「スパイラル」など、情報資産プラットフォームを活用したソリューションを提供している企業。一方エビリーは、クラウド型動画配信システム「ミルビィ」を提供する企業だ。

昨今、スマートフォンやSNSの普及により、ユーザーの動画視聴が急速に拡大するなか、大手企業のみならず中小企業においても、動画を活用したマーケティング活動が進んでいるという。また、動画を容易に撮影、編集できるツールの普及により、近年では動画を自ら投稿するユーザーが増加しており、ユーザー参加型の販促として動画投稿を募るキャンペーンも活発になっている。

今回の連携により、Webフォームから投稿された個人情報は、高セキュリティである「スパイラル」のデータベースにて管理し、大容量の動画ファイルを「ミルビィ」で管理できる。

具体的には、シリアルナンバー投票やフォトコンテスト、動画投稿キャンペーンなど、キャンペーンの用途に合わせてカスタマイズできるほか、大量アクセス・大量応募が見込まれる大型キャンペーンの実施も可能になる。

また、投稿された情報は自動でデータベース化し、動画の確認や審査用の専用Webページを生成する。事務局や審査員は、専用Webページで審査や検閲が行え、審査状況をリアルタイムで共有できるほか、オンタイムで動画を公開することも可能となる。

さらに、抽選で当選者を決めるようなキャンペーンでは、ランダム抽選機能を使うことで、設定した人数に対し自動でフラグを立てられるほか、メール配信機能により、当選者に対する一斉連絡も効率化できる。