シーエーシー(CAC)とレトリバは5月8日、金融機関向けの自然言語処理に関するソリューション開発の協業を開始したと発表した。

CACは、コンサルティング、開発、運用、保守といった企業情報システムに関するサービスや、ITを活用して企業のビジネスプロセスを遂行する業務受託サービスを提供する企業。

レトリバは、自然言語処理、機械学習、深層学習をコアテクノロジーとした、コールセンターの問い合わせ分析・回答支援などのソリューションを提供する企業。

今回、金融機関向けのシステムに強みを持つCACの知見と、レトリバが提供する自然言語処理、機械学習を活用したソリューション・製品をもとに、RPAやチャットボット、音声認識、問い合わせ分析などを活用して、金融業務における自然言語処理関連のソリューション構築を目指す。

CACでは、レトリバと販売代理店契約を2016年11月に締結しており、レトリバ製品・ソリューションの販売をはじめ、メンテナンス、サポート、導入コンサルティングおよび構築などを行っている。

今後は、レトリバとCACは協業の成果をもとに、自然言語処理を活用した金融機関向けソリューションの展開を随時実施する予定だ。