演出家の宮本亜門が、きょう6日に放送されるカンテレのトークバラエティ番組『おかべろ』(毎週土曜14:24~14:54、関西ローカル)にゲスト出演し、歌舞伎俳優・市川海老蔵の舞台演出でのピリピリした雰囲気を明かす。

宮本亜門(左)と岡村隆史=カンテレ提供

テレビ局近くの飲食店へ収録の合間に訪れる有名人に、ナインティナインの岡村隆史と、店主のロンドンブーツ1号2号・田村亮が質問をぶつけていくという設定の同番組。これまで、さまざまな舞台の演出を手がけてきた宮本だが、海老蔵が率いる歌舞伎舞台の演出を担当した際は、その独特の雰囲気に圧倒されたという。

歌舞伎は、他の舞台と違って稽古が3日ほどしかないそうで、宮本が指示することなく、稽古はどんどん進んでいき、思わず「演出家いるんですけど!」と言ってしまったエピソードも。当時、番組収録でその稽古に偶然立ち会っていたという岡村が「たぶん、(海老蔵と)仲が悪かった!」とぶっちゃけると、宮本は「そんなことない!」「結果的には、楽しかったですよ!」と全力で否定する。

また、2020年の東京五輪開会式の演出について「やりたいことは事実!」と意欲。岡村に「ある程度のプランを持っていないと!」とせかされると、「持ってますよ!」と言い切り、一緒に安倍総理のもとへ提案しようと呼びかける。

ほかにも、「僕にとっての息抜きは、自然なんですよ」と言う宮本は、沖縄にある絶景の眺めが自慢の220坪の自宅を公開。しかし、「この家を売ることにしました!」と発表し、元々宮本の沖縄の家が気になっていた岡村は「すぐに買います!」と興味を示す。