髪の毛ビッシリのヘアブラシ、シャンプーでスルッとキレイに!? 試してみた

毎日使うという人も多いヘアブラシ、汚れが気になっている人はいませんか? 特に髪の長い女性など、すぐに髪の毛が絡まってしまい、ヘアブラシが真っ黒になっているという人もいるのではないでしょうか。絡みついた髪の毛やホコリは取るのが難しく、細い棒などを使って長時間かけて取っている人もいると思います。そんなヘアブラシを簡単にきれいにできる方法があるというので、試してみることにしました。

水とシャンプーを混ぜてヘアブラシを入れるだけ

筆者は髪の毛が長いため毎日髪の毛をとかしており、ヘアブラシには抜けた髪の毛やホコリなどがビッシリとついています。これまで何度かきれいにしようと思ったこともありましたが、その都度失敗してしまい、今に至ります。ブラシを横から見ると、髪の毛が数えきれないほどたくさん付いてしまっているのがわかります。

まず、洗面器とシャンプーを用意します。洗面器にはヘアブラシがすっぽりかぶるくらいの水を入れて、そこにシャンプーを4プッシュほど入れます。

そのままだとシャンプーが残ってしまうので、ヘアブラシ水をぐるぐるとかき混ぜてしっかり溶かしましょう。その後ヘアブラシを下向きにして水の中に浸けたままにし、そのまま一晩置いておきます。

一晩置いてから泡立てると髪の毛が取れる?

つけ置きしたブラシを翌朝見てみると、特に変化はありませんでした。ブラシを水の中で何度か振り、シャンプーを泡立てていきます。繰り返しブラシで泡立ててみると、徐々にブラシと髪の毛の間に泡が入り込んできました。

浮いてきた髪の毛を指でつまむと引っ掛かりがあり、よく見てみるとブラシとブラシの枠の間に挟まっていました。少し力を入れて引っ張ると、髪の毛と汚れが一緒にスルッと取れました。

なかなか取れない頑固な髪の毛もありましたが、指で取るだけで、ほとんどの髪の毛と汚れを取り切ることができました。

最後はヘアブラシにシャンプーが残らないようにしっかりとヘアブラシを洗浄し、実験は終了です。

スルッと取れる感覚がやみつきになるかも

この実験をしてみて、頑固で取れにくかった髪の毛やホコリがスルッと取れて大変感動しました。ヘアブラシの掃除に悩んでいる人は、一度実践してみてもらいたいと思います。ただヘアブラシによっては向いていないもの、できないものもあるのでよく注意してください。

注意点として、まず、ヘアブラシの素材はきちんと確認してください。筆者宅のプラスチック製のものなら水に浸けても大丈夫でしたが、水に弱い素材でできている場合は避けた方がいいと思います。また、最後にシャンプーを洗い流す際、シャンプーが残りやすいような素材のものも注意が必要でしょう。

次にヘアブラシの形状ですが、髪の毛をとかすブラシ部分と柄の部分が取り外しできるようなタイプのものは、上記の実験のように隙間に髪の毛が挟まってしまい取りづらくなるということも考えられます。そのような場合は、細い棒のようなものを使って髪の毛を取れば、スムーズにできるかもしれません。形状に合わせて必要なアイテムを追加して行うのもいいと思います。

自分のヘアブラシに合わせてこの実験を有効活用して、髪の毛やホコリがスルッと取れる感覚を味わってみてもらいたいと思います。年度初めの春に、きれいなヘアブラシで一日を始めてみてはいかがでしょうか。

※本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。