ファイア・アイは4月27日、セキュリティ運用を単純化・統合化・自動化するインテリジェンス主導型のプラットフォーム「Helix」を全世界で提供開始したことを発表した。

Helixは、顧客企業のセキュリティ運用全体を一元管理し、既存のセキュリティ・インフラストラクチャをより活用できるようにするための、単一のプラットフォームとなる。

例えば、Helixではマシン、攻撃者、セキュリティ侵害に関するインテリジェンスを組み合わせることで、他のソリューションでは検知不可能なインシデントも特定できるという

また。Helixの提供する自動化機能とオーケストレーション機能はレスポンスの速度を高め、アラート発生から修正までの時間を短縮し、運用コストを低減するとしている。

Helixは、顧客が自社のセキュリティ運用を直接管理する場合、または、パートナーにセキュリティ運用の管理を委託する場合のいずれかにおいて利用でき、自社で運用したとしても、自社で対応しきれないセキュリティ・インシデントが発生した場合に、パートナーに委託を開始することが可能。

Helixの料金形態はサブスクリプション方式が採用されており、顧客企業は追加のコストを払うことなく、インテリジェンス主導型の機能アップデートを活用できる。

既存の顧客にはアップグレード・プログラムが用意されており、拡張自動化機能、拡張マルウェア解析機能など、Helixプラットフォームへの追加サブスクリプションとして、追加機能も利用可能となっている。