台湾MSIは4月20日、AMDの最新GPU「Radeon RX 550」を搭載したグラフィックスカード「Radeon RX 550 AERO ITX 2G OC」を発売した。店頭予想価格は税別10,980円。

Radeon RX 550 AERO ITX 2G OC

「Radeon RX 550」は、AMDが発表したばかりのエントリー向けGPU。新設計のコアを採用し、eSportsタイトルに加えて、OpenCLをサポートするクリエイティブ系のソフトウェアといった用途で快適なパフォーマンスを発揮するという。

「Radeon RX 550 AERO ITX 2G OC」は、セミ外排気仕様の独自クーラーを搭載。ヒートシンクに十分な風圧を与える「トルクスファン」を採用する。また、ケースフロントから一定のエアフローを与えることで、GPUの熱をブラケットから排出するセミ外排気仕様となている。

コンパクトな本体サイズに加えて、補助電源なしの設計で、省スペースデスクトップPCへの取り付けに好適という。

主な仕様は、SP数が512基、コアクロックが最大1,203MHz、メモリは128bit接続の2GB GDDR5、メモリスピードは7,000MHz、TDPは50W、補助電源コネクタはなし。出力インタフェースはDL-DVI-D×1、HDMI 2.0b×1、DisplayPort 1.4×1。本体サイズはW155×D112×H38mm、重量は285g。

※初出時に「セミファンレス機能「Zero Frozr」に対応している」と記載していましたが、その後MSIから訂正の連絡があったため削除しました