アスクはこのほど、NVIDIAのデスクトップ向けGPU「GeForce GTX 1080 Ti」を搭載したZOTAC製グラフィックスカード「ZOTAC GeForce GTX 1080 Ti AMP Extreme」「ZOTAC GeForce GTX 1080 Ti AMP Edition」「ZOTAC GeForce GTX 1080 Ti Blower」を発表した。「ZOTAC GeForce GTX 1080 Ti AMP Extreme」は4月14日、そのほかは4月下旬の発売を予定する。

ZOTAC GeForce GTX 1080 Ti AMP Extreme

ZOTAC GeForce GTX 1080 Ti AMP Extreme

ZOTAC製グラフィックスカードの最上位モデル。GPUの動作周波数に加えて、メモリクロックを定格から大きくオーバークロックしている。電源回路は16+2フェーズで、GPUへの電源供給を最適化する制御チップ「Power Boost」を2基備える。

また、冷却システムとして独自の「IceStorm」を搭載。3基の90mmファンのほか、銅製ヒートパイプ、大型のアルミフィンアレイによるヒートシンクを組み合わせることで、高い冷却性能を実現する。アイドル時とGPUの負荷が低い場合に、ファンの動作を停止する「FREEZE」テクノロジーに対応する。

主な仕様は、ベースクロックが1,645MHz、ブーストクロックが1,759MHz、メモリは352bit接続のGDDR5X 11GB、メモリクロックは11,200MHz、PCとの接続インタフェースはPCI Express 3.0 x16、補助電源は8ピン×2。出力インタフェースは、HDMI 2.0b×1、DisplayPort 1.4×3、DL-DVI-D×1。本体サイズはW352×D148×H56.5mm。店頭予想価格は税別109,800円前後。

ZOTAC GeForce GTX 1080 Ti AMP Edition

ZOTAC GeForce GTX 1080 Ti AMP Extreme

ベースクロックとブーストクロックを引き上げたオーバークロックモデル。「ZOTAC GeForce GTX 1080 Ti AMP Extreme」と同様に、2基の「Power Boost」や「IceStorm」クーラーを搭載する。なお、ファンは2基の100mmファンとなる。

主な仕様は、ベースクロックが1,569MHz、ブーストクロックが1,683MHz、メモリは352bit接続のGDDR5X 11GB、メモリクロックは10,010MHz、PCとの接続インタフェースはPCI Express 3.0 x16、補助電源は8ピン×2。出力インタフェースは、HDMI 2.0b×1、DisplayPort 1.4×3、DL-DVI-D×1。本体サイズはW300×D148×H43.5mm。店頭予想価格は税別99,800円前後。

ZOTAC GeForce GTX 1080 Ti Blower

ZOTAC GeForce GTX 1080 Ti Blower

冷却システムにブロアーファンを搭載した外排気仕様のクーラーを採用。主な仕様は、ベースクロックが1,480MHz、ブーストクロックが1,582MHz、メモリは352bit接続のGDDR5X 11GB、メモリクロックは11,000MHz、PCとの接続インタフェースはPCI Express 3.0 x16、補助電源は8ピン×1+6ピン×1。出力インタフェースは、HDMI 2.0b×1、DisplayPort 1.4×3、DL-DVI-D×1。本体サイズはW266.7×D111.15×H35.3mm。店頭予想価格は税別99,800円前後。