エルテスは4月12日、日本マイクロソフトが提供する「Microsoft Azure」のAIを活用した、デジタルリスク検知・解決ソリューションを2017年11月よりサービス提供すると発表した。

エルテスでは、ソーシャルメディアの急速な発展により、1人の投稿が企業へ致命的ダメージを与えるネット炎上や情報流出などのリスクに着目し、AIと目視によってリスク投稿を24時間365日体制で検知するモニタリングサービスなどを提供してきた。

日本マイクロソフトのMicrosoft Azureの機械学習(Azure Machine Learning)を採用することで、大容量データをさらに高速に解析し、高い精度でリスク検知技術・ソリューションをユーザーへ提供できる。

また、視覚・聴覚・声といった人間の自然な認識技術をAPIで提供する「Microsoft Cognitive Services」を実装することで、テロ・犯罪検知事業を展開していくという。

エルテスは成長戦略の1つとして、テロ・犯罪検知事業の開発・展開を掲げており、将来的にはマイクロソフトの言語を文脈から理解してアプリケーションが対応可能にする「Language Understanding Intelligent Service(LUIS)」や顔認識や画像解析技術を活用することで多言語対応したテロ・犯罪検知事業の拡大とグローバルへの展開を進めていくとしている。