Hameeと清長は4月12日、Hameeの提供するEC自動化プラットフォーム「ネクストエンジン」と、清長の提供するクラウド物流アウトソーシングサービス「LogiMoPro(ロジモプロ)」の連携を発表した。今回の連携により、EC事業の業務負荷の軽減が期待される。

「ネクストエンジン」は、現場で生じる業務を自動化することのできるASP(Application Service Provider)サービス。楽天市場や自社ECサイトなど、さまざまなECのチャンネルに対応し、効率的な受注処理や在庫連携・商品状況の一括編集などに対応している。

「LogiMoPro」は、商品1個からでも物流アウトソーシングを実現するクラウド物流アウトソーシングサービス。ECサイトの注文増加によって直面する、物流業務による業務負荷の増加へ対応することができる。

今回の連携により、両製品間でデータのやり取りが可能になる。例えば「ネクストエンジン」からは、各ECサイトで発生した注文のデータを、出荷指示データとして「LogiMoPro」に連携できる。また「LogiMoPro」からは、入出庫のデータを「ネクストエンジン」に取り込める。

両サービスを利用することによって、開設したてのECサイトでも、大手ECサイトと遜色の無いバックヤードを実現することが可能となる。

今後の展開についてHameeは、「ネクストエンジン」のプラットフォームとしての価値を高めていくことができるよう、パートナー企業との連携を拡大し、より多くのEC事業を支援していくと同時に、他のEC支援会社とのシステム連携の可能性を模索していくと発表した。