人生の三大支出とも言われる教育費には多額の費用がかかります。そんな教育費に備えるのが学資保険。聞いたことがあるけどよく知らないという人も多いかもしれません。学資保険のメリット・デメリットを知って、計画的に教育費の準備を進めていきましょう。

学資保険のメリット・デメリットを教えて!

学資保険って?

学資保険とは、子供の教育費などにかかるお金の補助を目的とし、契約した保険料にもとづいた給付金を受け取ることができる保険のことです。学資保険には、貯蓄性を備えたものや保障を重視したものなど様々な種類があります。また、必ずしも子供の教育費のためだけのものではなく、契約者や子供の病気、ケガの際に給付金がおりるタイプの商品もあります。

加入するメリットは?

住宅ローンといった生活費に追われるうちに、教育費が後回しになりがちです。学資保険は、しっかり保険料を支払っている場合、必要な時期に合わせて給付金を受け取れるため、教育費を確実に貯めるための仕組みとして大きなメリットがあります。

また、子供が小さい頃からしっかり準備できるという面でも優れています。自分で貯蓄することと大きな違いの1つとして、万が一契約者が死亡したときの保障があります。学資保険の中には、死亡保険や養育年金を兼ねているタイプのものがあり、万が一のときには死亡保険金や子供の養育費を給付金として受け取ることができます。万が一のことがないのが一番ですが、備えあれば憂い無しとも言えますよね。

さらに、年末調整や確定申告の際、学資保険の保険料を「生命保険料控除」として最大4万円まで控除の申請ができます(ただし、他の保険の加入があれば合算)。一定の金額がその年の所得から差し引かれ、所得税や住民税の負担が軽減されるので、税制面でもお得と言えそうですね。

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