■回答者
ダイキン 広報 垣永大輔さん

空気清浄機を使いこなそう

空気清浄機の使用がおすすめです。以下、効果的な運用方法について紹介します。

【効果的な使い方】
24時間365日の連続運転が理想。外出中は換気ができないので、室内のホコリやカビ、ニオイが部屋に溜まりやすい状態になるため。
・吸い込み口や吹き出す方向に空気の流れの障害となるモノを置かない。
・奇麗な空気が出てくる吹き出し口の方向には、モノを置かない。
エアコンが部屋の角にある場合、その対角に置く。地面に落下してしまった花粉は空気清浄機では除去できないので、室内に空気の流れを作って花粉を舞わせることが重要。
・ホコリや花粉は床面に落ちていくため、床に近い場所に置く。特に花粉の場合は、玄関や部屋の出入り口に近い場所に設置し、侵入を防ぐのが効果的。

空気清浄機を効果的な置き方で使おう

補足ですが、部屋の換気の方法にも気を付けましょう。花粉シーズンに窓を大きく開けて室外の空気を室内に入れてしまうと、花粉を持ち込むことになってしまいます。

10cm程度の窓開けや、換気扇を利用することで、花粉が室内に入ってくるのを抑制することができます。

風量が大きい機種ほど早く奇麗にできる!

また、空気清浄機の「適用床面積」は、設置する部屋の広さの3~4倍のものを選ぶのがオススメです。カタログに記載されている「適用床面積」を見ると「自分の部屋に比べると大きすぎる」と感じる方が多いかもしれませんが、「適用床面積」は、その製品が30分で奇麗にできるお部屋の広さを表しています。

適用床面積が31畳の製品であれば、31畳のお部屋は30分で奇麗になり、より小さいお部屋であればもっと短い時間で奇麗になります。具体的には、8畳のお部屋は9分で奇麗になります。